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Macの「写真」アプリで初めてのRAWファイルにチャレンジしてみましょう

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大抵のデジカメにはRAWというファイルの保存方式が存在します。
私は「写真をいじる」ということに抵抗を感じていたので、今まではJPEGの撮って出ししかしていませんでしたが、カメラについて色々悩んでいる過程で、悩んでいることのいくつかはRAWの現像?をすることで回避できるのではないかと思いはじめました。

 

RAWファイルの現像といったらやっぱりAdobe?それともSILKYPIX?いやいや、まずは「写真」アプリを使ってみましょう

α7はJPEGでも十分好みの色味なので、敢えてOM-D E-M5でRAWファイルの現像にチャレンジしてみました。RAWファイルの現像に当たっては、SilkypixやAdobe PhotoshopやLightRoomを使うのが定石だと思います。  

 

しかし、どちらもかなり高価なソフトです。購入してもうまく使いこなせるかどうかわからないですし、使いこなせたとしても、現像を写真を撮るたびにすることが嫌になってしまうのではないかという懸念を持っています。ですので、まずはお手軽にできるMacの「写真」というアプリを使ってRAWの現像にチャレンジしてみました。

先の画像の通り、カメラの方ではRAW + JPEGという設定があると思いますので、RAWで撮影するための設定をした上で写真を撮影します。(今回はOM-D E-M5のRAWで試しています)

 

Macの写真アプリでSDカードの写真を読み込む

RAWで撮影した写真をMacの写真アプリで読み込むと、写真の右上に「J」というマークが表示されます。

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ちなみに上記写真では「R」とういマークも見えますが、実はこれがなんであるかを知るのに時間がかかりました。ちなみにJPEGだけで撮影してMac取り込んだ写真は「J」も「R」も表示されませんが、RAW + JPEGというモードで撮影したものは、デフォルトで「J」が表示されます。

そして、JPEGからRAWに切り替えると「R」が表示されるのです。

 

macの写真アプリでJPEGからRAWに切り替えてみましょう

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RAWファイルの編集をするには、まず写真アプリで編集ボタンを押します

編集状態にした後に、メニューのイメージを選択します。

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そうすると、「RAWをオリジナルとして使用」というメニューが表示されるので、これをクリックすると、写真アプリの一覧を見ると「R」と表示されます。これでRAWファイルをオリジナルとして画像を調整することができる様になります。

色々調整は出来ますが、弄り過ぎるとその時に目で見ていた「思い出」が変わってしまう気がするので、弄り過ぎないようにしていきます。(そういう事も踏まえて、RAWのみの撮影ではなくJPEG+RAWの撮影がオススメです)

 

実際にどれだけ変わるのでしょうか?

JPEGそのまま

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JPEGを写真アプリで補正(ちょっと明るくなり色味も鮮やかになった)

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RAWそのまま(かなり暗い)

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RAWを写真アプリで補正(上品にかつ花の部分を際立たせてくれた)

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写真アプリで補正というのは、Macの写真アプリの補正ボタンを押しただけで、私の好みで補正をしているわけではありません。写真アプリが自動的に画像を元に補正をかけてくれただけです。

 

私の感想

個人的には、JPEGの微妙な空気感というか色味は悪くないと思うのですが、初めて使ったデジイチがSONYの私からすると、派手目なカラーが好きで、それと比較すると色味に物足りなさを感じてしまいます。

しかし、RAWの現像結果(補正後を含む)を見てから、JPEGを見るとちょっと派手すぎるかもと思えます。

ですので、自然に綺麗だと思えるのはRAWの補正後だと思います。

上記のことから、RAWでの撮影には意味があり、RAWの現像が出来るようになると画素数はもちろん関係あるにしても、カメラとレンズはボケとかノイズとかそういう部分以外はメーカーはどこでも良いのではないかと思えてきます。実際、最後のRAWの補正後は、OM-Dで撮影したものですが、SONY好きな私が見ても、違和感がなく好きな写真に仕上がっています。

最近のデジカメではよくあるセピアなどの色々なモード(フィルタ)もMacの写真アプリにはあるので、とりあえずRAWで撮影し、あとはMacで好きなように変更してあげればそれでも十分楽しめます。

ボケはもちろんデジイチであるが故の特権みたいなものですが、最近はボケにも飽きてきて、むしろバチっとした写真が好きになってきています。
そういう意味ではPEN-Fとか高画素で、現在保有している望遠レンズも使えるので(動きが止まっているならw)野鳥もOK!という感じで、次期カメラにはいいかもしれないと思い始めました。

 

追記 結局PEN-Fは買わず、富士フイルム X-Pro2を購入

PEN-Fは以前持っていたPEN Light(E-PL1)に近いイメージで、ファインダーも内蔵しているしとても良いと思っていました。しかしPROレンズは結構高価ですし、それなら初ではありますが、興味のあった富士フイルムの方がいいのではないかと考え、X-Pro2 グラファイトエディションを中古で購入しました。その後については以下を参照してください。

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