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サラリーマンが綴るブログ

早戸川林道の野鳥観察(撮影 SONY RX10m4)

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予想はしていましたが、とても寒かったですw
しかし、見たいと思っていたベニマシコやウソの見れた良い1日でした。

 

早戸川林道は歩きやすくて野鳥が見やすい場所だが凍結箇所もあり

早戸川林道は舗装された道路なので歩きやすいのですが、駐車場から林道に入ったところでいきなり水が道路に流れているところがあり、道路が数メートルにわたって全面凍結していました(怖
普通に歩くのも怖い状況で、ガードレールにつかまりながら道路脇の落ち葉や土の上を歩くことでなんとか乗り切れました。
それ以降は道路の端っこが凍っていたり、水の溜まっている道路外のところが凍っているだけで、歩きにくいことも無く問題ありませんでした。
日陰のところは上記のように霜が降りていて、昼間でも融けることは無いさそうです。

 

この時期に行く方は、しっかり寒さ対策をして行きましょう。
私はRX10m4の機動性を生かして一箇所にとどまって撮影するようなスタイルでは無いので、歩けばある程度体温が維持できますが、三脚に大きなレンズと一眼レフを装着しているような方は、防寒対策をすることをお勧めします。
特に上着はセーターやダウンなどで厚着をすればよいですが、下半身は意外とお粗末になりがちです。パンツの下にタイツを履くとか、パンツ自体が裏起毛されているものを履くと良いです。私はPhenixの裏起毛されたパンツを持っているので、今度はそれを履こうと思っていますが、私の場合は、殆ど立ち止まらないスタイルで鳥を探すので、暑くなる可能性がありますね。

 

今回の目的はベニマシコとウソとルリビタキとエナガ 

今回早戸川林道に来た目的は下記のとおりです。

  • 見たことのないベニマシコを見る!
  • 見たことのないウソを見る!
  • 見たことはあるけど、写真をまともに撮れてないルリビタキを見る!
  • 見たことはあるけど、写真をまともに撮れてないエナガを見る!

 

いきなりのベニマシコ

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驚いたことに、歩き始めて10分ぐらいでベニマシコに出会えました(笑)
なんの鳥が横にいるのかな?と思っていたら、どうやらつがいの様です。
ベニ=紅 なので当然の色味なのですが、思っていたよりもどぎつい紅色でした。

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別の写真をトリミングしてみました。
酔っ払って顔を赤くしているおっさんに見えますw
ある意味可愛いのですが、メスのほうが可愛いかな。
着いて早々に目的を一つクリアです!

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鳴いていなかったので素通りするところでしたが、いそうだと思うポイントが分かってきたのは何回か来ているからですかね。
こういうポイントを押さえておくと、野鳥が見れる機会が必然的に増えそうです。

定番のジョウビタキ

ベニマシコを見た直後にジョウビタキにも出会えました。

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距離があったのでこれもトリミングをしています。
背景がいまいちなのが残念ですが、好きな野鳥です。
歩き始めて15分も経たずに、ベニマシコとジョウビタキに会えるなんて、地元の里山ではあり得ないのでテンションが上がります!

 

宮ヶ瀬湖が脇にあるし、以前カワセミを見たこともあったので、カワセミもいるかなと思ったのだが、残念ながら鳴き声しか聞こえず。。。
カワセミは近所でよく見ているし、今回の目的ではないからよしとします。

 

ウソ!ウソでしょ!! 

気持ちを切り替えて歩いていくと、日陰の少し寒い場所で今度はウソを発見できました!

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なんと目的の二つ目であるウソも見れるとは思いませんでした!
しかも、手前の首がピンク色のオスと、茶色のメスが後ろに写っています!!!
ベニマシコに続いてつがいなのかもしれません。
ベニマシコの赤と違ってウソのオスの首元のピンク色はすごく綺麗です!
この鳥は、以前初めて来た時(下記の記事参照)に、数名のおじさんたちが撮影していた場所で、その時はこの場所に入れなかったのですが、今回は日陰で寒いからか誰も居なくて独り占めできました。

ここでも鳴き声は聞こえなかったので、何もいないから人もいないんだろうと思っていたのでびっくりです。鳴き声は野鳥を探す重要な要素だと思いますが、鳴き声ばかりに頼ってもだめなのですね。

www.810note.com

ちょうど食事中だったようで、ゆっくり撮影をさせてくれました。

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せっかくなのでメスもトリミングしてみました。
こんな感じでまん丸でよく食べていますw
 

このウソを見つけて撮影しているときに、年配のおばさんカメラマンがやって来て、何かいるんですか?と声をかけてくれました。
小声で「ウソがいますよ」と教えてあげたのですが、その装備がすごかった(笑)
キャノンのデカイ一眼に白い巨大なレンズ!!コンデジであるRX10m4を使っている私はおばさんのガシャコン!ガシャコン!というシャッター音に気後れして、そっとその場を離れました...

このおばさんに限らず、早戸川で撮影している方々はすごい装備の方ばかりでびっくりします。大抵の方がキャノンの大きな一眼で、白いバズーカなのです。

さらにバズーカに迷彩カラーのカバーをかけている方も多数見かけます。
三脚も私が持っているような貧弱?な物ではなく、足がすごくしっかりしていて、三脚だけでも結構なお値段がしそうなものばかりです。
一体何ミリで撮影しているのか分かりませんが、さぞかし素晴らしい写真が撮れるのでしょうね。羨ましいですが、重さもすごそうです。

 

定番のシジュウカラもたくさん

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その後木のツタなどが入り組んでいる場所で大量のシジュウカラを見かけました。
木々が入り組んでいたり、ツタがぶら下がったりしていて、葉は少ないものの撮影には厳しい環境です。しかしながらかろうじて数枚撮影できました。
何度も見たことのある鳥でも、場所が違うと撮影する楽しみは薄れません。

この後に一瞬だけルリビタキのメスと思われる野鳥が林道に出て来たのだが、近くにいたおじさんたちが「ルリか!ルリか!」と騒いだおかげかすぐにいなくなってしまいました...
無念です。

 

しかし再びルリビタキ登場!!!

ここで折り返し地点まで来たので、ここから来た道を戻りました。
新たな発見はなくウ、ソを見た地点まで戻って来たところで、再びウソを探してみました。流石にそんなに同じ場所に長時間はいない様子です。

諦めて林道に戻る際に、違う出口から出ようと思って林沿いを歩いたところ、なななんと!!!!

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ルリビタキのオスを発見できました!!!
距離があったのと、日陰でしかも林のすぐ脇で暗いためにだいぶ画像は荒くなってしまいました。さらに、なぜかあまりの突然いたのを見つけたので、慌ててAFではなくMFにスイッチを切り替えてしまったので、MFでの撮影ですw
それでもかろうじて一枚は撮影でき、目的の3つ目もクリア出来ました!
かなり嬉しい結果となりました!!!

先日の衣笠山でもルリビタキは見れるらしいのですが、空振りしてしまったので余計に嬉しかったです。

 

今回はエナガが見れなかったのですが、大満足です!
宮ヶ瀬まで来て良かったと妻と話をして復路を歩いていましたが、もう一つサプライズがありました。

 

最後はヤマガラ

「コンコンコンコン」と木を小突いている音がしたので、ゲラがいるかも!?と思って音のする方を確認しました。そうしたら...

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ヤマガラが木の実を咥えて、木に打ち付けて割ろうとしていましたw
ゲラだと思ったのですが、ヤマゲラの生態が確認できたことが嬉しかったです。
野鳥を見て写真を撮る。現在までの私の野鳥観察はこの程度でしたが、鳥の生態を見るというのが本来の野鳥観察だと思うので、なんか少し野鳥観察の醍醐味を味わえたと思えた瞬間でした。

 

さらに最後はジョウビタキのメス!!

妻とこの数時間の観察結果とサプライズに満足し、車に戻る道を歩いていたところ、最後にもう一つサプライズが!!!

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一瞬ルリビタキのメスが現れたのかと思ったし、撮影時点ではそう思っていたが、家に帰って調べて見たところ、別の写真を見ても尾の部分が青くないしなんだろうと思っていたのですが、こちらはジョウビタキのメスでした。
ちょうど往路に林道を挟んだ反対側でジョウビタキのオスを見ていたので、すごくしっくり来ました。羽の部分の白い斑点が目印ですね。
メスを見た機会はおそらくなかったので、これはかなり嬉しいサプライズでした、。
エナガは見れませんでしたが、見たかった野鳥も含めて色々観察でき、満足の1日となりました。

 

普段とは違う場所に来ると、見たことのない野鳥に出会えたり、いつもとは違う野鳥の生態が見れたりするので野鳥観察はやっぱり楽しいですね。
RX10m4のおかげで、記録も残せることに満足しています。