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VW GOLF VII(ゴルフ7)がマイナーチェンジ

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2012年に発売が始まったゴルフ7がいよいよマイナーチェンジを行います。

 

日本導入時期はまだ未定

マイナーチェンジしたゴルフがいつ頃導入されるかはわかりませんが、結構大きなマイナーチェンジになりそうです。

 

外観は間違いなく進化

写真を見ると、ヘッドライトとバンパーが変わっている事に気がつきます。その中でもGTEのデザインが気に入りました。
GTEといえば、イメージカラーはブルーであり、それはマイナーチェンジ後でも変わらないようです。

今までも専用バンパーではありましたが、さらに磨きがかかってGTIと同様になるようです。GOLFの中の一つのブランドになってきたと思います。街で見かけることはほとんどありませんが。

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GTD導入は期待できるのか?

以前にもAXELAの記事の中でGOLF GTD(ゴルフのディーゼル車)が日本に上陸したら...という事を書きましたが、おそらくあの事件のせいでそれもないでしょうね。

そうなると、GTEがGOLFの中で燃費の良いモデルになるわけですが、いかんせん高いです。マイナーチェンジ後で価格に変化があるかどうかはまだわかりませんが、現在の価格は499万円です。GTIが390万円であるのに対して100万円も高いのです。

GOLF Rが540万円なので、ちょっと手を伸ばせばRが買えてしまうほどです。
いくら燃費が良いといっても価格は高すぎですね。

1.4LのTSIエンジンにモーターが追加されてスポーティーに走れる!というのが売りとなるこの車は、GTI以上R未満というのがVW内の位置付けだと思います。

もっと燃費を重視したいなら、POLOかUP!を買ってねということでしょうかね。
しかし、もう少し魅力的な価格で発売される事を期待します。

 

ヘッドライトの形状変化

GTEはともかく、他のGOLFもヘッドライトの形状が変わり、全てLEDになるようです。
価格は抑えて売りたいであろうTSI Trendlineあたりはオプションで間違いでしょう。HighlineあたりからLEDが標準ってところが落とし所だと思います。

しかし、バンパーは皆変わりそうです。変わる前もなかなか良いデザインだと思っていましたが、今回の変更で今まで以上に上品になったように思います。
私にはこの上品さは受け入れられる変更です。

ヘッドライトと相まって上品さが良い感じに演出されていると思います。もっと言うと、高級感が今まで以上になったと思います。
(これで価格が全体的に上がってなければいいのですが、価格が上がっているなら当然と言わざるを得ないですね...)

 

リアコンビランプもLED化される

その他大きな変更としては、全社リアコンビランプがLEDになる様です。
なおかつ、一部は流れるウインカーになるようなので、今までよりも高級感は増すと思いますが、国産にも同様のLEDを装着する車は増えてきているので、他と一線を画すようなものにはなりません。今では軽自動車でも流れるウィンカーはあるので。

ただ、今時の「パチッ」と光るLEDのランプ類には憧れますね。
しかし、流れるウインカーって格好いいのですかね?わざわざ古い車でも改造して流れるウインカーにしている人を見かけますが、トラックみたいで微妙に思うのは私だけでしょうか?

 

1.5L TSI evoエンジンが目玉か!? 

ドイツでは1.5 TSI evoという新しいエンジンが搭載されるようです。
TSIもようやく次の進化を迎えるということでしょう。

私は2007年のGOLF GT TSIなので、1.4L TSIエンジンの本当の初期型です。
もともとTSIエンジンのコンセプトに惹かれてGOLFを購入したようなところもあるので、できれば次に車を買うときには、エンジンは新しいだけでなく新しいコンセプトのものに乗りたいと思っています。
そういう意味では、この1.5 TSI evoというエンジンには期待したいところです。

パワーも150psと低過ぎず高過ぎずという感じなのですが、私のゴルフに搭載されるTSIは1.4Lで170psなので、ちょっと燃費を稼ぐために低めにしているのかな?という気がします。
うちのはツインチャージャーというのもありますが、1.5TSI evoは4気筒ターボなので、まぁもう少し余力はあるのは間違いないでしょう。

 

新しい安全装備 

安全装備系の「○○アシスト」といった機能群もかなり強化されているようで、今回は以下の2つが追加されています。

  • 渋滞アシスト
  • エマージェンシー・アシスト

特に気になるのは渋滞アシストで渋滞時に半自動運転が可能になります。
これは渋滞の多い地域の人にはかなり強力なアシスト機能ですね。首都高速ならばかなり便利に使えそうな気がします。
自動制御をどこまで信用できるか分かりませんが、本当に自動で動いてくれるならば魅力的な機能です。

 

後は、面白いことにキーごとにシートポジションやハンドルポジション、エアコンの設定を自動で変えてくれる機能が搭載されるようなので夫婦で運転する方などはキーを分けることで便利に使えそうです。
これだけ色々な機能が搭載されるグレードはかなり価格が上がりそうですが、そこをどれだけ抑えられるかは期待したいです。

 

価格設定が気になる

今でも良い値段ではありますが、車格から考えると結構バランスは良いと思います。
変にプレミア感を増した価格の車に変わるのは、正直嫌だなと思っていますが、ゴルフのプレミア感が増すことによって、ポロの車格が少し上がるのでは?と想像しています。仮にポロも3ナンバーになるとすると、Audi A1と同じぐらいのサイズ感でしょうね。

 

日本のポロ購入ユーザの多くは、ゴルフよりも小さいボディーサイズでありながらも、静粛性や走行性能が国産車よりも良いからという理由で購入していると想像しています。仮に、わたしの想像通りだとすると、3ナンバー化は受け入れられないユーザも多くいるのではないかと予想します。しかし、日本だけをターゲットに作っている車ではないので、致し方ないですね。個人的には3ナンバー化して、車格が上がるのはAudi A1の対抗でちょうどいいと思います。(できればゴルフが今一度1750mmぐらいの車幅に戻るのが理想ですけどね...)

 

今回のマイナーチェンジで、内外装ともに大きく変わりそうなので、それで価格帯にどれぐらいの影響があるか?これが一番のポイントになると思います。

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